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先日、静岡県のある町まで行って、24年前に納品した椅子4脚を引き取りに行ってきました。椅子の裏側に押してある焼印の名前から小社を探し出してくれたようです。

この椅子は、1998年にオリジナル商品として生まれた記念すべき椅子です。

「亀さんのワークショップ」という小さな木工所にしては、画期的な取り組みのなかから開発が進みました。プロデューサーがBC工房の鈴木恵三さん、デザインが南雲勝志さん、販売がプロジェクトキャンディーの湯川さんで、原宿のお店で販売をしていました。しかし、残念ながらお店は、3年程で閉じてしまいました。

静岡のお客様は、その当時、都内の家具店を探し回ったけれど、なかなか気にいった物が見つからず、たまたまキャンディーで見つけたダイニングセットがとても気に入り、その後、家を建てる時には、このダイニングセットを中心に設計してもらったそうです。

長く丁寧に使っていただいているお客様に、メーカーとして本当に感謝です。

今回のご要望は、座面の張替えということで、サンプル帳を持参して、確認をいただきました。早急に対応して、無事にお届けしたいと思います。

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2023年10月21日

挽物加工の仕事

舞台関係のお客様から挽物加工の仕事をいただきました。階段の手摺りの束に使用されると思います。

挽物加工とはバットやこけしなどのように丸く形にしていく作業ですが、椅子の脚部やテーブル脚部などの家具専門の職人さんがおります。

この束を仕上げるためには、10本以上の専用のノミを使いこなし、簡単な定規で、太さや間隔を揃え、ほぼ同じ様に仕上げてあります。

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2023年10月18日

木工体験

本日、埼玉大学教育学部付属特別支援学校の中学1年生6名と引率教員3名が来訪しました。

自分たちが作った「ピザ」を載せるトレーを作りたいという希望を伺い、事前に用意しておいた生地の状態のトレーをサンディングして、午後から、オイル塗装仕上げで磨き上げました。

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3月の始め頃、埼玉県家具工業組合のメンバーである(株)エビハラの海老原社長より、お得意様の新築移転記念に協力会で何か贈ることになっているんだけど何か提案できるような椅子はないかと尋ねられ、とっさには、浮かんでこなかったのですが、昨年の9月に個人宅に納品した長椅子はどうかと思い画像データを送り、検討していただきました。

しばらくご連絡がなかったので候補にはなれなかったのかなと思っていたところ4月の中旬頃、決定のご連絡をいただき、早速海老原社長とお得意様の担当者の方と詳細について打ち合わせを行い、作業に入りました。

協力会の名前をプレートにレーザー加工で刻印してもらい、塗装色はCIカラーに合わせて選んでいただきました。納品当日は、まだ準備の真最中でしたが、立ち会っていただいた海老原社長始め担当のスタッフの方々にも喜んでいただきました。
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  • 2008年度 グッドデザイン賞受賞
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